特注ピストン製作例 A14用 超軽量

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根強い人気を誇る名機、日産A14型エンジン用の特注ピストンの製作例を紹介します。

この手のエンジンを本気で追及すると、既製品にバルブリセスや冠面のカット等、追加工が必要になる場合が多いです。

そんな事なら丸ごと特注も選択肢に入ってきます。
リセス間の薄肉部が生じないように形状を指定してあります。

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裏側形状 オプションの3D軽量加工採用

今回発注したCP社の場合、ボア80㎜近辺だとクロスフロー2バルブ専用の鍛造型はありませんので、4バルブ用を使用し、機械加工で余肉を切除し軽量化する事で軽量に仕上げることが出来ます。

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単体重量僅か216g程度と、かなり軽量に仕上がりました。

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吸排気バルブの位置が気筒により異なりますので、リセスの向きで2種類あります。当然、裏側形状も対象になっています。このような場合も4気筒分から発注可能です。

もっとエンジンの性能を上げたい。そんな方の力になりたいと思っております。

NEWAY STDシリーズとスモールシリーズ比較

NEWAY社のバルブシートカッターにはスモールシリーズとスタンダードシリーズの2系統のラインナップがあります。上の画像のカッターだと左側がスモールシリーズ、右側がスタンダードシリーズになります。カッターのサイズ(本体直径)は左下の一点のみ33.3㎜、他は31.8㎜です。スモールシリーズは名前の通り、小さめのサイズに対応する為のカッターとなり、センターのハブのサイズが異なります。バルブサイズで27㎜~35㎜前後だとどちらでも対応出来るので選択の参考の為に違いを紹介致します。

各シリーズでセンターの穴径と六角部分のサイズが異なります。30度&45度の両面式カッターだと違いが顕著で、右のスタンダードシリーズはハブの外径により刃の内側への調整範囲が限られています。

片面カッターの場合にはハブ径の影響は少ないです。

レンチ、パイロットステムに互換性が無い為(*イージーターンレンチはアダプタ付きなのでどちらにも使用可能)、今後の使用予定等を考慮して選択出来ると拡張性が高まります。

サイズ的にどちらでも良い場合はスタンダードシリーズの方がハブの有効長が長く、カッターの安定性が高いです。価格はカッターは同等、固定式のパイロットステムがスタンダード用の方が若干高い程度です。

おすすめの内容にて提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

ファンネルの作り方 プレス式

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アルミパイプとプレス、金型を使用してファンネルを製作する事が出来ます。左の状態から右に向かって成型していきます。

ファンネル側から見ると綺麗なカールが付いていることが分かります。

完成品。ファンネル側をテーパー拡大、フランジ側をテーパー絞りで目標のパイプ径に仕上げてあります。短い方は試作段階の失敗作。寸法の条件が悪く、変形しています。

金型作るのは大変なので、一般的には切削で成型する場合が多いです。

新製品開発中 シリンダーヘッドスタンド

NEWAY cylinder head stand
NEWAY社製 ヘッドスタンド

バルブシートカットの際のヘッドの固定に困っていませんか?

ヘッドボルト穴差し込みタイプが一般的ですが、乗せるのがやや面倒で、傾斜が付けられないのでシートカット向けではありません。

NEWAY head stand
NEWAY head stand

実はNEWAY社でもヘッドスタンドを販売しているのですが、デカく重たい為、輸送費で割高になるのであまり取り扱っていませんでした。何年も前ですが試しに取り寄せて使ってみると載せるだけというシンプルさが意外と使いやすく、傾斜も付けられるため現在ではポート研磨にも使用しています。長期間使っていると欠点も見えてきたので気になる個所を改良しつつ、国産で製品化を進めています。

FRS cylinder head stand
FRS cylinder head stand

試作段階ですが完成しましたので今回紹介いたします。板金製で軽量、重ねてコンパクトに収納できるようになっています。寸法や形状に関してはこれからもう少し改良を加える予定です。

完成したら再度紹介します。ご期待ください。

Lotus ECUトラブルコードとECU書換え

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好評いただいているLotus純正ECUの書換えですが、チェックランプの点灯に関してお問い合わせが多いので簡単に紹介しておきます。

対応(解消)できるエラーコードと対応できない物があります。

対応できるコード

  • P0420 触媒エラー スポーツ触媒交換時に良く出ます 全モデル対応可能
  • P0171 燃料系 リーン過剰 燃料が薄すぎる 現車合わせで対応可能
  • P0172 燃料系 リッチ過剰 燃料が濃すぎる 現車合わせで対応可能

P0420エラーはO2センサーにアダプタをかます方法もありますが、フィードバックが遅れてハンチング気味になるのでお勧めできません。当社の書換えライトにて安価に不具合無く対応可能です。
燃料系のエラーはエアフロメーター周りの形状が不適切な場合、計測誤差が大きくなり、補正が過大となっている場合もあります。その場合ハードウェアの改造、変更が必要になります。

対応できる可能性があるコード

  • P0131 O2センサー1 低電圧 燃調が原因の場合、現車合わせで対応可能
  • P0132 O2センサー1 高電圧 同上

その他のコードの場合、基本的にハードウェア上の不具合を解消する必要があります。

T4E ECU(1ZZ&2ZZ)に限り対応可能なコード

  • P0133 O2センサー1 スローレスポンス
  • P0139 O2センサー2 スローレスポンス
  • P0301,P0302,P0303,P0304 ミスファイヤ

仕様によってはエラーを誤検知する場合があり、そのような場合のみECU側でキャンセルします。

詳細はお気軽にお問い合わせください。