K20A FN2用インマニ

あまり取り上げられないFN2シビックユーロR用のインマニを紹介。

サージタンク下側に別体のボックスが付いており、容量はK20A系最大だと思います。気になる中身はというと

こちらも別部品のファンネルが。下手な社外品より良い作りですが、ブランチ長(ポート長)が30㎝近くあり、長すぎて高回転向きでは無いのが残念。ファンネルを短く作ればかなり良い特性になりそうです。ファンネル変えてVTC調整しながら比較テストやったら面白そうねw

FN2になって先代シビックRのFD2比+50㎏の車重の増加が生じているのですが、この長さはそれに合わせて低中速トルクを伸ばすというエンジン特性のチューニングによるものと思われます。カムもFN2は別品番なので作用角が変更になっていると思われます。触媒がセラミック担体になっていたり(DC5~FD2は純正でメタル触媒w)、K20Aでは最新ですが一番出力が出しにくい構成になっています。しかし、ブロック、ヘッドもシリーズ最強っぽいのでチューニングベースには良いと思います。

ファンネルの作り方 プレス式

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アルミパイプとプレス、金型を使用してファンネルを製作する事が出来ます。左の状態から右に向かって成型していきます。

ファンネル側から見ると綺麗なカールが付いていることが分かります。

完成品。ファンネル側をテーパー拡大、フランジ側をテーパー絞りで目標のパイプ径に仕上げてあります。短い方は試作段階の失敗作。寸法の条件が悪く、変形しています。

金型作るのは大変なので、一般的には切削で成型する場合が多いです。