前回の20バルブ用に続き、16バルブ用を紹介します。
16バルブよりバルブ径もバルブリフトも大きくなるのでバルブリセスが深くなります。
設定圧縮比12.5(0.8㎜ガスケット使用時)でもピストントップの盛り上がりは少なく済んでいます。
スカート長は長め、ピンオフセットの設定もしています。ストリート使用でも調子よく使えます。
こちらも一台分だけオンラインストアで販売中です。
前回の20バルブ用に続き、16バルブ用を紹介します。
16バルブよりバルブ径もバルブリフトも大きくなるのでバルブリセスが深くなります。
設定圧縮比12.5(0.8㎜ガスケット使用時)でもピストントップの盛り上がりは少なく済んでいます。
スカート長は長め、ピンオフセットの設定もしています。ストリート使用でも調子よく使えます。
こちらも一台分だけオンラインストアで販売中です。
7A-FEという実用エンジンに高性能版の4AG用のヘッドを載せる7AGですが、基本的に16バルブ(92後期)、20バルブ(AE101orAE111)のシリンダーヘッドを使用する場合が多いと思います。これは7A用5mmロングコンロッド+AE111ヘッド用で製作した例です。
このトップ形状で圧縮比12.5:1になります。4AGだともっと盛り上がった形状になります。これがストロークアップの恩恵で、ピストン容積をあまり稼がなくても十分な圧縮比が確保できます。燃焼室形状が良くなり、燃焼状態も良くなります。結果としてストロークアップ以上にトルクが出せます。
スカート長も長めの寸法を指定して耐久性や静粛性に配慮しています。
ピストンピンオフセットも設定してあり、鍛造ピストンにありがちなスラップ音も出にくいです。
CP社のXタイプ鍛造型を使用しています。
各部に当社のノウハウが注ぎ込まれています。
一台分のみ在庫あり。オンラインストアで販売中です。
4Aの排気量アップの定番の7A-FE改7AG。元が中低速重視の実用エンジンなので純正コンロッドは脆弱で、高回転向けにチューニングするには交換が推奨される箇所です。ただ強化するだけでは勿体ないので5mmロングコンロッドを作りました。
芯間距離を5mm延長、ピン径は20mm、ブッシュ入りフルフロー。ボルトはARP2000 3/8インチで純正ボルトよりかなり強いです。強度と重量のバランスの良いところを狙って設計しました。
ボルト付近の形状もうまく処理できています。
メタル位置決め用のノッチが2種類あり、7A純正メタルかF20C用のメタル(いわゆるブラックメタル)が使用できます。
専用の5mmショートピストンが必要となります。スズキ ハヤブサ用ピストンも流用出来るとか(流用は各自で調査してから自己責任でやってください)。ご希望のボア、圧縮比での受注生産となります。
寸法等の詳細はこちらよりご確認下さい。
ピストンも数種類在庫があるので近日中に紹介、オンラインストアに掲載予定です。