2ZZハイコンプ、ロングコンロッド仕様製作Part4

バルブ加工

2zz-valve-01.jpg バルブの当たりは吸気側はかなり良く、排気側も悪くは無いのですが、少々荒れています。

2zz-valve-02.jpg バルブステム(軸部)の状態は、ロッカーアーム式なので少々不安だったのですが、かなり良いです。 表面処理(窒化処理?)の黒もしっかり残っています。

2zz-valve-03.jpg カーボンは吸気側はうっすらとやわらかめに、排気側はうっすらと硬く堆積しています。

2zz-valve-04.jpg 排気側のみ当たり面を修正しました。画像は摺りあわせ後の物です。吸気側は硬化層を残したいので修正は無しです。

2zz-valve-05.jpg ソフトブラストでハードカーボンもすっきり綺麗になりました。普通にボール盤に咥えて、 サンドペーパーで磨くより楽で仕上がりは新品同様になります。参考までに使用メディアはガラスビーズの#100です。 綺麗な部品を組みつけられるのは気分が良いです。

エキマニフランジヘッド側

2zz-exhaustmanifold-01.jpg 2zz-exhaustmanifold-02.jpg 段差が2mm程度あります。それも、フランジ部分で一度径を絞って、パイプ部分でまた広がるという 無駄な段付。おそらく、パイプの寸法誤差による位置のずれを、フランジ側の穴径を小さく設定しておくことで 吸収しているか、フランジの溶接強度の確保や排気ガスの吹き返し防止なのだと思います。 腹立たしいので、リューター全開で切削油が発煙するペースで削りました。ガッツリ削ってストレス解消?
2zz-exhaustmanifold-03.jpg 2zz-exhaustmanifold-04.jpg 切り粉の量がこんなに。作業中に風圧で吹き飛んでいる分も多いので、実際にはこの1.5倍はあると思います(笑)。 これくらい削るには超硬バーでないと刃が立ちません。


Back..Top..